#1 チアダンスとは?その魅力と特徴を紹介します!

みなさん、こんにちは!

「チアダンス」と聞くと映画「チア⭐︎ダン」をイメージする人が多いのではないでしょうか?

チアダンスは可愛い衣装と、笑顔と、ポンポン!、、、だけではないんです!

記念すべきブログ#1は、チアダンスに興味がある方、これからチアダンスを始めようと思っている方に、チアダンスの真の魅力をお伝えしようと思います!

チアダンスとは?チアなの?ダンスなの?

⚪︎「いきなりですけどね、うちのオカンがね、好きな踊りがあるらしいんやけど、その名前をちょっと忘れたらしくてね」

⚫︎「ちょっと一緒に考えてあげるからどんな特徴ゆうてたのか教えてみてよ」

⚪︎「あのーキラキラの衣装着て、で、ポンポン持ってるやつやって言うねんな」

⚫︎「おーチアやないかい、その特徴はもう完全にチアやがな」

⚪︎「でもこれちょっと分からへんのやな、俺もチア思うたけどな、オカンが言うにはクルクル回るパートが見せ場って言うねんな」

⚫︎「あー、ほなチアと違うかぁ、チアリーダーがクルクルしてるの見たことないもんな」

ということで!「チアダンス」とはそもそも何なのでしょうか?「チアダンス」に含まれる「チア」の要素と「ダンス」の要素をそれぞれ紹介していきます!

チアダンスの「チア」

「チア」と聞いて一般的にイメージされるものは「チアリーディング」と呼ばれ、ポンポンを持って踊り、アクロバティックな技と組体操のように人を乗せたりするのが特徴です。

そこから派生した「チアダンス」の「チア」要素は、なんといってもポンポンではないでしょうか。見た目は同じですが、実は、チアダンスに特化したポンポンが使われています。

パフォーマンス的には、主にジャンプ系の技がチアダンスとチアリーディングでは同じものが使用されます。

Cheerとは、「誰かを元気づけ、応援する」ということ。

この信念はチアダンスも変わりません☺️

チアダンスの「ダンス」

チアダンスは演技内容的にはチアよりも「ダンス」の要素が強く、ポンダンス・ヒップホップ・ジャズダンス・ラインダンスで構成されています。

この贅沢さはチアダンスならではの大きな魅力だな〜と思っています

チアダンスには様々なジャンルが含まれている分、自分が元々習っていたジャンルのスキルを生かしやすいのも特徴です。

そのジャンルは上記以外にも多岐にわたるので、また別のブログで解説したいなと思っています。

チアとダンスの良いとこどり!

チアダンスの「チア」の要素と「ダンス」の要素、理解していただけたでしょうか?

個人的にはチアダンスはそれぞれのジャンルの「良いとこどり」で成り立っている贅沢なパフォーマンスだなと思っています🤭

これだけでも「チアダンス」、、、とっても魅力的ですよね。次はチアダンスにしかないパフォーマンスについて紹介していきます!

チアダンス「だけ」の魅力

チアダンスは、「良いとこどり」と解説しましたが、もちろんチアダンス「だけ」にしかない魅力も沢山あります。

次は、そんなチアダンスにしかない魅力を解説していきます!

チアリーディングとの違い

まずは、チアリーディングとの違いについてです。同じ「チア」ですが、両者には大きな違いがあります。

チアリーディングにはスタンツと呼ばれる組体操のようなパフォーマンスや、個人でのバク転のようなアクロバティックなパフォーマンスが含まれます。

チアダンスではそのようなパフォーマンスは行われず、チアリーディングと比べると安全性が高いと言えます。

また、チアリーディングとチアダンスでは、ポンポン等の見た目は似ていますが大きな違いはシューズにあります。チアリーディングでは見た普通の運動靴が使用されますが、チアダンスにおいては「ジャズシューズ」や「バレエシューズ」と呼ばれるダンス専用のシューズが用いられます。

テクニック①:ターン

チアダンスの大きな特徴といえば、技として、「ターン」が存在する事です!

ターンにも大きく分けて2つの種類が存在し、それぞれ「ピルエット」と「フェッテ」と呼ばれます。

上級者になると、驚くことに1度も踵をつかずに5.6回転もできるようになります!

大会でのパフォーマンスでもターン(特にフェッテ)を行うパートは大きな見せ場となり、素晴らしいパフォーマンスは会場中が歓声に包まれます。

テクニック②:コンビネーション

「コンビネーション」とは、「技と技の組み合わせ」という意味です。

チアダンスには沢山の技が存在し、時代と共に変化し、その数も増えていきます。

先ほどチアリーディングとチアダンスのジャンプ系の技は同じものが使用されると説明しましたが、チアダンスではプラスで、ジャンプ系の技とターン系の技を組み合わせて行われる事も多いです。コンビネーション技はどれも難易度が高い場合が多いですが、一般の方から見ると「こんな事できるの?!!」と驚かれる、どれもかっこいいものばかりです。

実は衣装もチアダンス「だけ」の魅力⁉︎

チアリーディングとチアダンスでは、見た目が似ていると紹介しましたが、実はユニフォームに関しては、大きな違いがあります。

チアダンスでは、大会において衣装もパフォーマンスの一部になるので、雰囲気の一致や工夫が求められています。その為、小学生〜中学生は可愛らしい衣装、高校生は、部活動として爽やかさのある衣装、大学生はより大人っぽく、スタイリッシュな衣装が多く見られます。また、チアダンスの衣装は、チームによってスカートやパンツスタイル、長袖、肩出し、、、と多様性があるのも大きな特徴です!

スパンコールやラメが張り巡らされ、大会でスポットライトに当たるとキラキラと輝く素敵な衣装で踊れる事はチアダンスの大きな魅力ですね!!

チアダンスの大会について

チアダンスへの理解が深まってきたでしょうか?

次はチアダンスの大会について紹介していこうと思います!

大会に出場しないチームも多く存在しますが、ほとんどの高校や大学のチアダンス部は大会にエントリーしています。

チアダンスの全国大会は、しばしば点差0.01点を競う厳しい世界です。

そのジャッジ方法と、評価基準を紹介していきます!!

団体が毎年主催をする

チアダンスには、大きな団体が4つ存在します。それぞれ、「United Spirit Association Japan」(USA)「Japan Cheer Dance Association 」(JCDA)「Miss Dance Ddrill Team International Japan」(ミスダンスドリル)「Cheer Japan」(チアジャパン」です。(URL入れる)

USAとJCDAは小学生〜社会人まで出場する大会を主催する大きな団体です。ミスダンスドリルは主に高校生の大きな大会を主催しています。チアジャパンは、主に世界大会への選考会を行なっています。

ジャッジ方法

チアダンスの大会では、審査員により点数がつけられ、その合計の平均で最終的な得点が決まります。予選では平均3人ほどの審査員に審査をしてもらい、本選(全国大会)では、5人ほどの審査員に審査をしてもらいます。また、本選では5人中、1番上の得点と下の得点がカットされることが一般的です。  

パフォーマンスの審査員とは別に、減点がないかを確認する為の審査員も存在し、選手の左側で審査しています。

ジャッジ項目

大会ごとにジャッジの項目は異なりますが、大会前に各団体のホームページにてチェック項目を確認できます。項目は多岐に渡り、もちろん技術的なことからショーマンシップ、アチチュードも審査されます。ジャッジシートには審査員からの感想や注意点が書き込まれているので、出場後はチームメイトとコーチで確認するのが一般的です。

チアダンスにも種類がある

実はチアダンスにも種類があります。大会では、部門(種類)別、編成(人数)別のカテゴリーでエントリーし、各カテゴリーで入賞チームや優勝チームが決まります。チアダンスは人数によって見え方の迫力が違うので、編成は主にSmall編成、Medium編成、Large編成に分かれており、平等にジャッジされます。部門では、ダンスのスタイルが異なり、衣装も違ってきます。

どのチアダンスの大会でも存在する一般的な部門を紹介していきます!

チアダンス部門

あの映画「チア⭐︎ダン」のチーム、JETSが出場していたのがこの部門です。ポンポンを生かした演技をする「ポンダンス」、ポンを持ったまま滑らかな演技をする「ジャズ」、全員で一列になってキックをする「ラインダンス」、ポンを置いてかっこいい演技をする「ヒップホップ」、以上4つの演技を約2分間の演技に詰め込みます。同じチーム、同じメンバーから様々な演技や表情を見る事ができ、その切り替えが魅力です。

ポン部門(ソングポン部門)

チアダンスの中でも最も出場チームが多い花形部門です。約2分間ポンポンを持ち続けて演技を披露する事が義務付けられています。「ポン部門」の名の通り、ポンを持った正確でシャープなアームモーションや、高度なテクニックスキルが要求されます。また、大会によりますが、ラインダンスのパフォーマンスが義務付けられている場合が多いです。

ジャズ部門

ポンポンを持たずにパフォーマンスをします。バレエベーシックを基本とした滑らかながらも力強い演技が求められる部門です。また、音楽との協調性も重要視され、その表現力が勝敗を分けます。チアダンス部門、ポン部門同様テクニックのスキルも求められており、大会では特にターンにおいて各チームハイレベルなパフォーマンスを見かけます。

ヒップホップ部門

他の3部門とは大きく異なる部門がヒップホップ部門です。ヒップホップ部門では、ポンポンを持たず、チアダンス的なテクニック(ターン・ジャンプ)も必要とされません。「ヒップホップ」の名の通り、ストリートスタイルを基本としたヒップホップを披露します。リズミカルにメンバーで揃ったパフォーマンスは会場を沸かせます。

中学生・高校生定⁉部門を紹介します

実は!同じチアダンスでも、年齢によってその色は変わってきます。例えば、小学生は可愛らしい演技が多く、中・高生の場合クラブチームの場合はかっこよく、部活動の場合は応援として爽やかさのある演技、大学生は大人っぽい演技が求められます。その中で特に中学生・高校生の部活動としてチアダンスをするチアリーダーのみ出場する事ができる、部門を紹介します!

ソングポン部門

ソングポン部門はポン部門とほぼ同じ演技スタイルの部門ですが、求められる構成が多少異なります。「学校団体の応援活動から派生した演技」とされ、ポン部門よりシンプルなアームモーションや、全員で同一の動き、爽やかな衣装が求められます。ポン部門もソングポン部門も経験をした私の感想としては、部活動として入部し、新しくチアダンスを始めた方は、ソングポンの方がより踊りやすさを感じるはずです。また、衣装もスパンコールや装飾が凝ったポン部門と差別化する事で、部活動としての費用を抑える事ができるのが特徴かなと思いました。とはいっても各チーム工夫して大会では素敵な衣装を沢山見る事ができます。チアダンスの衣装に関してはまた別の記事で特集しようと思います^ ^

ドリルポン部門

ドリルポン部門は、「Miss Dance Ddrill Team International Japan」(ミスダンスドリル)大会で参加する事ができる部門です。この部門ではポンポンを生かした演技が求められます。使用するポンポンも通常のものとは異なり、サイズが大きいです。また、衣装もポン部門やソングポン部門とは異なり、曲に合わせた表現ができる衣装が求められており、学校名やチーム名が入っているものは禁止されています。

全員でのウェーブや、大きなポンポンを生かした一体感のある演技は圧巻です。

ミリタリー部門

その名の通り、軍隊のような統率感が求められる部門です。ポンポンは持ちません。全員で決まった動きの変化を流れるように見せていく演技で、腕や体のスタイリッシュな身のこなしが特徴です。衣装に特別な規定はありませんが、パンツスタイルが多い印象です。

キック部門

約2分半の演技時間の中でダンスと融合したキックの美しさを競う部門です。チアダンスの主にラインダンスの部分が独立したパフォーマンスで、その柔軟性と力強さが審査されます。キックの本数は決まっており、2025年現在、チーム半数が同時に上げるキックが50本以上と定められています。

まとめ

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!!!

いかがでしたでしょうか?隠れたチアダンスの魅力をお伝えできていたら嬉しいです!!実はとっっっても奥が深いチアダンス。これからのブログを通して皆さんにチアダンスの楽しさを伝えられるように頑張っていこうと思います!

チアダンスが未経験の方の始めの一歩のハードルが少しでも下がるように、チアダンスが大好きな方がその魅力を再発見できるように、そんなブログを書いていこうと思います!改めましてこれからよろしくお願いいたします!!

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